top of page
FIX1002-01.jpg
FIX1002-03.jpg
top_PC.jpg
FIX1002-02.jpg

TRAILER

HAMONRYE_STILL01_0014.png
ハムオンライーロゴー白.png

とびきり楽しい体験… 独創的で新鮮な映画芸術作品

— リンダ・ケルシュネロヴァ(MUBI Notebook)

『ハム・オン・ライ』は、不気味なほど現実味のある悪夢のような響きを持ち……稀有な力を秘めた胸を締めつけるような優しさがある

— リチャード・ブロディ(The New Yorker)

衝撃的な不意打ち

— クリストファー・ベル(The Playlist)

ジョン・ヒューズの古典的ティーン映画の裏側を描いた作品

— ウィルフレッド・オキチェ(Indiewire)

愉快で心躍る

— ケイレブ・ハモンド(MovieMaker Magazine)

魅力的で心地よく奇妙な、半ば忘れかけた子供時代の記憶の融合

— ジョーダン・クロン(Film Comment)

INTRODUCTION

地元のデリカテッセンで行われる奇妙な通過儀礼が、ある世代のティーンエイジャーたち の運命を決定づけ、一部の者を郊外の町から解放し、他の者たちをそこに留まる運命へと追 いやるのだった。ロカルノ映画祭でプレミア上映され、『The New Yorker』『Rolling Stone』 『Slant Magazine』などの年間ベスト映画リストにも選出されるなど高い評価を受け、「青春・ミーツ・デヴィッド・リンチ」とも評されたタイラー・タオルミーナ監督の長編デビュ ー作。

STORY

ハリーの故郷のティーンエイジャーたちは皆、「人生で最も重要な日」と言われる日に着飾る。 

緊張と興奮を胸に、彼らは町中を散らばりながらも一斉に歩き出し、見えない運命に導かれるように巡礼のような道のりを進む。 

その中でハリーは、古くから続くこの奇妙な成人儀式に懐疑的な思いを抱きつつ、やや足取り遅く向かう。やがて目的地である地元のデリカテッセン「モンティーズ」に到着すると、 集まった若者たちは、食事とダンス、そして恋のもつれが入り混じるシュールな儀式に参加する。 その儀式は彼らの人生の行方を永遠に左右するものであり、多くの若者はその瞬間に郊外の退屈な生活から解放されるが、選ばれなかった者たちは空虚な故郷にいつまでも取り残されるのだった──。

2019年/アメリカ/85分 

監督:タイラー・タオルミーナ/脚本:タイラー・タオルミーナ、エリック・バーガー/撮影:カーソン・ランド/編集:ケヴィン・アントン/プロダクションデザイン:エミリー・スコット・シンプソン 

出演 ハリー:ヘイリー・ボデル/グウェン:オードリー・ブース/トリッシュ:ガブリエラ・ヘレラ/マリック:アダム・トーレス/トミー:ルーク・ダーガ

HAPPERSCOMET_STILL_01.jpeg
ハッパーズコメット白.png

郊外の町に漂う孤独感を描いた、真夜中のモザイク画。 

深夜のひとときを過ごす住民たちを覗き見るうちに、何人かが静かにローラーブレードで 夜の闇へと抜け出していく姿が浮かび上がる。

PRODUCTION NOTES

『Happer’s Comet』は 2020 年、新型コロナウイルスのパンデミックによる断続的なロックダウン期間中に撮影された。製作スタッフは監督のタイラー・タオルミーナと撮影監督ジェシー・スパーリングのわずか2 名のみで、全編を通して録音は行われなかった。 

キャストはタオルミーナの地元コミュニティの人々で構成され、ほとんどが自宅で自身をモデルにした役を演じている。 物語の大まかな流れは事前に決められていたが、タオルミーナはこう振り返る。 

「毎週末に撮影を行い、その素材を編集し、翌週末に撮影する新しいシーンを書き加えるという繰り返しでした。この方法は私たちに大きな探究心をもたらしてくれました。このプロセスを4か月続け、作品は完成に至りました」

DIRECTOR'S STATEMENT

私は長らく離れていた故郷へ戻り、十代以来初めて数か月間、家族と暮らしました。 今回の帰郷は、真夜中の静けさと、その静けさの中を私たちが動くことが、いかに文化的 な越境行為となり得るのかを捉える映画を作るためでした。 

撮影は 2 人だけのスタッフで行われ、物語の最初の要素は、ほんの数枚の心に残るイメー ジと音から生まれました。 

『ハッパーズ・コメット』は、私の故郷のコミュニティの根底に深く織り込まれた疎外感 を探求する作品です。 

これは、私がずっと惹かれてきた「エコシステム映画」への最も直接的な試みです。それ は、顔や風景、物といった断片を積み重ねることでモザイクのような全体像を形作る形式 です。 

わずかで抽象的な要素から、機能的な物語が生まれる過程に、私は魅了されています。『HAPPER’S COMET』でこのような斜めからの物語手法を探求した今、私は同じくモザイク的な構成で、完全に物語性を持たない映画にも挑戦してみたいと考えています。 

P.S. 必ず部屋を暗くして、音量を大きめにしてご覧ください! 

—— タイラー・タオルミーナ 

2022年/アメリカ/63分 

監督:タイラー・タオルミーナ/脚本・編集・サウンド:タイラー・タオルミーナ/撮影:ジェシー・スパーリング/プロデューサー:カロジェロ・カルッチ/ポストプロダクション・スーパーバイザー:ケヴィン・アントン

出演  老婦人:グレース・ベルリーノ/居眠り運転手:マイケル・グリエルモ/トウモロコシ畑の恋人:ジャックス・テリー/整備士:ブレンダン・バート/ダイナー店員:ブランドン・カサノヴァ

タイラー・タオルミーナ監督特集
11/7(Fri)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 にて特別公開

バナー.jpg

タイラー・タオルミーナ監督特集
11/7(Fri)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 にて特別公開

bottom of page